精神障害者雇用は辛かった 〜世の中そんなに甘くない〜

私は障害者雇用を利用して障害者として働いていた時期が2年ほどあります。それ以前は普通のサラリーマンとしてIT企業に勤めていましたが、複雑な人間関係や希望していない業務に疲弊してしまい精神が不安定になっていきました。自分でも出勤が苦痛過ぎておかしいなと感じていたので、思い切って心療内科に行ったところ統合失調症と診断されました。幻覚や幻聴は一切無いのに何でだろうと思いましたが深くは聞きませんでした(聞ける雰囲気ではなかった)。

統合失調症の診断が嘘臭かったので発達障害支援センターにも行きました。主に対人関係のことを話したところ、もう大人なので確定診断はできないが発達障害の可能性はあるとのことでした。本を読み漁りましたが個人的にはこっちだろうと思っています。

その後は向精神薬と抗不安薬を処方され仕事を続けていましたが、対人関係がどうしても苦痛だったので退職し引きこもり状態になりました。ただ、会社を辞めたら辞めたで罪悪感があったので、しばらく休養した後、医師に診断書を書いてもらい障害者手帳2級を取得しました。2級って結構重症か?と思いましたが、ここも敢えて聞きませんでした。

ハローワークで手続きをして障害者用の窓口で再就職活動を始めました。障害者雇用と言っても何も特別なことはなく、履歴書と職務経歴書を書いて応募するだけでした。運よく1社目で内定をもらえたのでホッとしたことを覚えています。月給は額面で20万ほどでした。恵まれた方だと思います。

私は自分の障害を全社員に公表していました。腫れ物に触るような対応をする人や妙に命令口調で高圧的な人もいました。その会社は私を含めて数人の精神障害者を雇用していたのですが、中には精神を採用するのはやめてほしいという声も多かったそうで、部署によっては露骨に嫌な顔をされることもありました。

心機一転頑張ろうと思い、朝は5時に起きて7:30頃には会社の最寄駅のカフェで始業時刻まで勉強していました。続けられそうだなと思っていましたが、しばらくすると色々と嫌なことを囁かれるのが耳に入るようになってきました。2ヶ月ほどは我慢していましたが、新卒の社員からも気持ちわりい等言われる始末で、豆腐メンタルな私はまたもや出社困難になり辞めることにしました。

続けられるかどうかはその人の境遇や個性などが大きく関わってくるので上手く馴染めれば良いとは思いますが、個人的には二度と精神の障害者枠で働くことはやめようと思いました。ただ、採用してくれた会社にはとても感謝しています。私には向いていなかったというだけの話です。もう少し愛嬌があったらとか特技があったらとか考えてしまいますが、無いものねだりをしても仕方ないので出来ることを地道に増やしていこうと思います。

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