お弁当

私は中学も高校も公立だったので昼食はお弁当持参だった。母は約6年間お弁当を作ってくれたことになる。お世辞にも料理が上手とは言えないけど毎日作るのは相当大変な仕事だったと思う。母は情緒不安定だったのでお弁当の内容でその日の気分がわかったりした。

お弁当の特に好きなおかずは卵焼きとエビフライとハンバーグ、それに手羽元の唐揚げだった。他にもいっぱいあった。当時はファミレスとかの料理の方が美味しいと思ったこともあるけど、今思い返すと母の作ってくれたおかずの方が全然美味しかった。その家にはその家でしか出せない味がある。

一人暮らしも長くなり、もう一度母の料理を食べたいと思うけど今は何も作れない状態だ。代わりに父が料理をしている。当時は母がお弁当を作るのは当然なことと思っていたけど、というかそんなことを考えたこともなかったけど、そうじゃなかったなと今は思う。仲が悪かったこともあるが、一度でも母に美味しかったと言ったことがないのが悔やまれる。

今、母親でも父親でも誰かにお弁当を作ってもらってる人はありがとうの一言くらいは伝えた方が良いよ。毎日のお弁当作りは簡単なことではないからね。こんなことを考えてると、また地元に戻りたくなってくる。嫌な思い出だらけだけど懐かしくもあるよ。

自分のこと
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