おとなしい人をいじめるな

ある会社に勤めていた時の話。Aさんという年上の先輩にあたる女性社員がいた。Aさんはとても大人しい人で話すことが苦手な人だった。と言っても一人ぼっちというわけではなく、昼ご飯を一緒に食べに行く同僚はいたようだ。自分はAさんに対してはいつも共感していた。

何かの飲み会の時、自分はAさんの真正面の席に座ることになった。Aさんは飲み会の席でも一言も発せずにポツンと座って時間が経つのを待っているようだった。自分も同じで誰とも話すことなくじっとしていた。そこへ来たのがSという男性社員だった。SはAさんの顔の至近距離で手を振りながら「Aさん、起きてますかー(笑)大丈夫ですかー(笑)」と面白半分にからかっていた。Aさんは伏し目がちになり固まっていた。自分はSに対して猛烈な怒りが込み上げてきた。おとなしいAさんのいたたまれない気持ちがよくわかったからだ。

自分はAさんとは違う部署にいたが、Aさんの直属の上司Nがわざわざ自分たちの部署に遠征してきて「Aが馬鹿でごめんね」と言った。自分はNに対して醜悪な人間とはこういう奴なんだろうと思い強い嫌悪感を持った。SやNのような薄汚い精神を持った馬鹿がいるからパワハラや大人のイジメがなくならないんだと思っている。

自分がSやNに標的にされるのに時間はかからなかった。こんな糞みたいな会社では仕事どころではなく毎日出社するのが苦痛だった。社長が自分のことをお前呼ばわりするのも気に入らず結局2年ほどで辞めた。会社勤めに限界を感じ始めたのはこの会社からだった。

Aさんや自分のような人間はリモートワークにした方が会社と社員の双方にとって利益があるはずだ。自分はこれからもリモートワークを模索していく。最後に世の中の馬鹿どもに言っておく。おとなしい人をいじめるな。

人間関係仕事
スポンサーリンク
シェアする
棒をフォローする
内向型人間が命ある限り生きていく

コメント